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1人暮らしのお金

ワンルームマンション

一人暮らしを始める前の資金

進学や就職をきっかけに実家を出て一人暮らしを始めるという人も多いことでしょう。

都内にはたくさんの物件がありますので、予算や通勤・通学の環境から絞込をかければ希望に近い部屋を見つけることはそう難しくありません。

ですが生活をするときに必ず必要になるのが「生活費」です。

おそらく初めて世帯を持つ単身者なら賃貸住宅を最初に探すのではないかと思いますが、このとき自分の収入よりも生活費がかかるような状況を選んでしまうとあとでかなり大変な目を見ることになってしまいます。

生活費は実際に初めてみないことには金額がつかみにくいものですが、これまで同じように一人暮らしを始めた人の話からある程度の目安をつけることはできます。

まず引っ越しをする前に当面の生活費を確保できるかどうか、預貯金やその他予算の状況を把握しておくようにしましょう。

家賃をどのくらいにするかが問題

一人暮らしの場合、お金が入ってくるのも出て行くのも自分だけとなるため単純な計算で適正かどうかを判断することができます。

一般的には生活費の中で最も大きな負担となるのは家賃であるため、その額が収入に対してどのくらいの割合を占めるかということを見ていきます。

適正とされている家賃額はだいたい1ヶ月あたりの収入に対し3~5割くらいと言われています。

具体的には手取りが15万円の人の場合、家賃として適正とされる金額は5~7.5万円くらいまでです。

これは家賃の他にかかる光熱費や通信費、食費といった固定費を考えての設定であり、他に借金の返済や趣味などへ投資をするという人はその分も考えて設定をしないといけません。

都内で暮らす1人暮らしをしている人の平均的な出費額ということで言えば、だいたい家賃6万円程度、そこに光熱費や通信費に約2万円、食費3万円くらいと加えて11万円が必要だとされています。

月額11万円というと安い金額のように思えるかもしれませんが、これはあくまでも最低限度必要になるお金であり、女性なら化粧品や服飾代、男性なら車・バイクといった趣味のための費用は別に枠を作らないといけないことになります。

また家賃設定にも注意が必要で、学校や職場から遠方の地域に住んでいる時には交通費として定期代が月額としてかかってきます。

自分がいくら位月額に使うかということを細かく考えて毎月のやりくりを想定していきましょう。

生活費をできるだけおさえるためには

どこにお金を多く使うかとういことは人によって価値観が異なることでしょうが、生活費を圧迫しない程度にしておかないとちょっとしたきっかけで生活が破綻してしまうことになります。

一人暮らしに慣れないうちは無駄遣いを極力おさえ、低燃費でできる生活を自分なりに作っていく必要があります。

おすすめの節約方法となるのが「自炊」で、毎日の食事を外食に頼らないようにするだけでもかなり月ごとの固定費が安くなります。

家賃は地域によってかなり変動があるのですが、生鮮食品については案外地域によってそれほど差がなかったりするので、健康のためにも食事の管理はできるだけ自分で行うようにしていきましょう。