南阿佐ヶ谷の特長
南阿佐ヶ谷は東京都杉並区にある地域です。JR中央線を利用して阿佐ヶ谷駅から歩いて10分程の場所にあります。都心のアクセスも良好。商業が盛んな都市部では緑被率が高い傾向にありますが、南阿佐ヶ谷では比較的自然の多い環境です。そのため、子育て世帯には人気の高い地域といえるでしょう。
また、南阿佐ヶ谷駅をでてすぐに杉並警察署があり、治安維持に役立っています。実際、大きな犯罪や騒動も少なく、20代から30代の若い年齢層も多いため活気のある街です。
子育てをするのに最適な環境
杉並区は東京23区内のなかで子育て環境の充実度が高いエリアです。教育環境では、幼稚園や保育園も数多くみられ、待機児童の数も少ないといわれるほど。「子育て応援券」と呼ばれる独自の制度をとっており、応援県を利用することで育児サービスや保険サービスを受けられます。
厚生労働省が平成27年度に公表した「保育士等に関する関係資料」によると、東京都は、全国で最も保育士の有効求人倍率が高く、平成27年10月には、5.39倍を記録しています。また、隣接する1都3県で見てみても、千葉県は2.11倍、埼玉県は2.63倍、神奈川県は2.66倍と、特に東京都の保育士が足りていない現状が見えてきます。
日本では、東京都をはじめ全国的に保育士の人口が少なく、厚生労働省によると、全国の保育士求人倍率は2倍。東京では5倍を超えるほど東京都内の保育士のニーズが高いことが分かります。保育士や保育園が少ないと入所申請や審査を通っても、入所できない待機児童の問題が発生してしまいます。一方で、保育士免許を取得しているが、保育士の仕事に就いていない「潜在保育士」と呼ばれる人も多いようです。
杉並区に属する南阿佐ヶ谷は、都心部に蔓延る子育ての問題の影響をあまり受けておらず、東京都のなかでも比較的珍しいエリアと言えるかもしれません。
南阿佐ヶ谷駅からでて中杉通りに入るところで杉並区役所が設置されているため、子育ての手続きを済ませたい場合も手軽に利用できます。また、南阿佐ヶ谷駅周辺には幼児教室や個別指導学習塾があるほか、交通の利便性が良いため通学に困ることもありません。
そのほか、生活で必要になる日用品もスーパーやコンビニからそろえることが可能です。生活の利便性が高く、子育てに必要な自然環境の2つを持ち合わせ散ることから、都内の中でも住みやすい地域といえます。